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尿の色

泌尿器科

80代の毎日覚書というブログを、はてなブログの健康について書かれたグループで見かけた。

「尿の色が変わったら、どんな病気のサイン?」

というものだ。

尿の色が健康のバロメーターでもあるということで書かれていたブログだ。

けっこう尿の色には気をつけている。

それを読みながら、尿の色の思い出を書こうと思った。

心配になるのは血尿だ。

いつと違う色の尿が出たら気になる。

それも赤色系の色ならなおさらだ。

私はそんな小便の色のことなんか今まで気にしないでいた。

しかしある日、その赤色系の小便が出た。

それも血尿というよりも、冷蔵庫に何年も置き忘れられた赤ワインの濁ったような色の小便が出たのだ。

白い便器に真っ赤な鮮血が飛び散るよりは、衝撃の度合いは少なかったけど、アセッてしまった。

なんじゃこれは。

翌日すぐ泌尿器科へ行ってみた。

尿検査など定番の検査が終わって、やっぱりあの検査が待っていた。

いま思い出しても身震いが起こる、尿管に管を入れての検査だ。

初体験だった。

泌尿器科の検査の一丁目一番地というやつでしょうか。

みんなやっているんでしょうね。

だけど初体験。

「検査の前に座薬を入れてください」と言われた。

痛み止めということでしょう。気休めですね。全然効かなかった。

しばらくして診察室に通され、ズボンを脱いで専用の椅子に股を広げて座らせられました。

多分産婦人科で使われているやつでしょう。

看護師から「この格好は初めてですか」と聞かれました。

大股広げて視線の先には、メガネを掛けたおばさんがいた。

「はい」。

医者が登場して「少し痛いですよ」。

そして、尿道に管が入れられたわけです。

あの小さな穴からですよ。

無理でしょ。あそこにそれ入れるの。と叫ぼうとしましたが、無理を承知で、ぐんぐん差し込んでいく。うそでしょ。痛いんだけど。すんごく痛いんだけど。

「我慢してね」と言われても、痛いんですけど。

背中がのけぞって、弓のようにしなるのがわかった。

信じれれない。21世紀の現代医学で、患者にこんな痛みを与えていいのか。

なんてったって、管が尿管の中を這っていくのがわかるのだから、麻酔効いてなくねーか。フザケロ。

いま思い出しても、体がこわばる。下腹部がモゾモゾしてしまう。

一通りの検査が終わったのか、管は俺の尿管をスルスルと先っぽに向かって這い出していった。

痛くて参った。

こんなところに、あんなものを入れるなんて。

ここは、あんなものを入れるところではないでしょと言いたかった。

どっと疲れた。

検査結果は異常なし。

原因不明だった。

安心していいやら、よくわからなかった。

心当たりがあるとすれば、椎間板ヘルニアの痛み止めの飲み薬と座薬だ。

あまりにも痛みが酷かったので、毎日座薬を使っていた。

飲み薬も効き目のある、強いのを飲んでいた。

相当体に負担がかかっていたのかもしれない。

薬を飲みさえすれば痛みが収まると思っていた。

その薬が原因かどうかはわからないが、そんな気がする。

医者にそのことを聞いてみたが、期待した答えもなかった。

薬を飲むのをやめてからは、血尿らしきものも出なくなりいまのところ、無事のような気がする。

もう、あの痛さは、絶句してしまう。

泌尿器科の診療を受けるなら、避けられない検査なのだろうが、もうやりたくない。

だから、自分の尿の色には神経質になるほど気をつけている。

検査後二三日は、排尿の際本当の赤い血尿が出たり、痛みがあったりした。

今は朝起きて、白い便器にゆっくり流れていく私の尿を見ながら、黄色くて良かったと思う毎日です。